5月4日~8日までボランティアに行ってきました。

<5月4日>
午後11時に品川駅北口集合、11時30分20人乗りのマイクロバス2台で出発。
ゴールデンウィークでしたので家族連れ、大学生など普段は参加できないという方々が参加していました。
<5月5日>
午前5時半過ぎに大川小学校到着→南三陸町防災庁舎→コンビニで朝食→田束山(ツツジが見頃)→午前7時40分頃 みなさん館
※ボランティア東北ファミリアでは、震災遺稿や季節の見頃な場所の見学が含まれています。
午前8時過ぎに、それぞれの派遣先にバスで送ってもらい、活動開始
4月末でワカメの収穫が終了したので、今回はそれまでお手伝いできなかった農業支援が中心。漁業・農業でも仕事を再開
私は菊栽培の農家(法人)でお盆に出荷する菊畑の準備や菊の穂を畑に刺す作業のお手伝いをさせて頂きました。しても人手が足りないのが大きな問題です。震災前は人を雇うことができたのですが、震災後は人口が減ってしまったため、わずか1日半でもボランティアが手伝ってくれることは、とても助かると言って頂きました。
そこの社員さんの1人は東京での仕事を辞めて南三陸に移住してきたそうです。
元通りの仕事をしたいけど人手が足りないという現状を目の当たりにしました。
その他にはお墓の草むしり、シイタケ栽培農家、漁師さんのお宅でのメカブそぎなどの活動がありました。
午後3時過ぎまで活動をして、震災遺稿を2カ所見学後、入浴、夕食、宿泊先でのミーティング が終わったのは午後10時過ぎでした。
<5月6日>
午前6時30分起床、宿泊先の清掃をして7時出発。
震災遺稿である歌津大橋を見学後、2日目の活動場所に向かいます。
歌津大橋は、震災前は右側の写真の奥に見える青い水門の上を通るバイパス道路とつながっていましたが、津波で流されてしまった場所です。
午前11時半頃まで活動を行い、みなさん館でバーベキューランチ、ホタテ貝や焼きシイタケ、タコの刺身、タケノコご飯など、仲良くなった仲間たちと楽しく語らいながらの昼食です。
午後2時頃、みなさん館を出発、途中さんさん商店街でお土産を買って東京駅に向かいます。
※バスは午後9時に東京駅に到着して解散しました。
今回私は、途中のさんさん商店街でバスを降り、路線バスと電車を乗り継いで宮城県南部の亘理にあるイチゴ栽培農家さんに向かい午後7時過ぎに到着
毎年、秋にイチゴの定植作業に伺っているお宅です。
こちらも、ビニールスハウスを津波で流されてしまい、自宅1階の床から1m以上水に浸かってしまったそうです。
震災後、やはり人手が足りず震災の時に知り合ったボランティアが数名集まってはお手伝いをしているので、私も個人的に伺いました。
今は、イチゴの出荷も終盤となりましたが、午前4時頃にイチゴの摘み取りに出かけ、朝食後に箱 詰め作業、合間に今年栽培する苗の準備などを行い、夕食後はこたつで仮眠してしまう生活が続いていました。この時期は布団で寝ることもできないそうです。
<5月7日>
私の作業は、今年の苗を置く台の高さを揃えること。昨年の作業でがたがたになってしまったパイプ製の台を計測器で水平を出してきれいに整えました。
その他には電柱に梯子をかけて、不要な電線を切ったり、除草シートを貼ったりと、普段できないという雑用をしてきました。
<5月8日>
帰る前に作業を終わらせようと午前5時30分に起床、もうご夫婦は摘み取り作業に出かけた後、1人で昨日の作業の続きを行い、8時頃朝食、4時過ぎまであれこれとお手伝いをして帰ってきました。
<ボランティアに行きませんか>
7月17日(金)の夜から19日(日)まで ボランティアに参加します。 中学生、卒業生も参加予定です。 一度行って自分の目で現地を見てみませ んか!(小学生は保護者同伴で参加可)
詳細は、ボランティア東北ファミリアの ホームページをご覧ください。