常総へのボランティア

鬼怒川の氾濫で被害のあった常総市へボランティア
土曜日の午前6時30分に渋谷集合。ボランティア仲間のワンボックスカーに8人乗り込み出発。
常磐道を通り約1時間で現地に到着。車の中で一眠りしたら着いてしまいました。
現地でボランティア活動をしている「元気村」でボラ仲間1名、名古屋から度々参加されている方と合流して10名で活動しました。
活動場所は、米づくりをしている大きな農家さん。
大きな精米機がある建物や肥料の倉庫、機械の倉庫などがあり、庭に水没して使えなくなった大型の田植機、トラクターなどの作業用機械が置いてありました。
作業内容は,育苗に使っているビニールハウス内の雑草刈り、流れ込んだ藁や泥出し。
既に乾いているので、ホーという農具で表面の皮を1枚はがし取り、かき集めた泥を一輪車に積んで運び出します。
今回の参加者は年齢層が高く「チーム・ジジババ」と名付けられてしまいました。
運動不足の私は腰がつらかったのですが、ベテランの皆さんはパワフルに手際よく活動をされていました。
午後4時頃まで活動をして、ビニールハウス4棟、倉庫の片付けを完了。
帰りは渋滞があったので1時間30分ほどかかり、午後7時過ぎに渋谷で解散。
ドライバーをしていただいた方は、日曜日もまた活動をされるそうです。
今回参加の皆さんは、常総だけではなく、南相馬、亘理、南三陸と時間を見つけては様々な活動をされており、本当に頭が下がります。
初めての常総でしたが、鬼怒川の決壊場所からは離れており、道路を走っていると車の通行量も多く、一見通常の生活に戻っているように見えます。しかし、お宅に伺うと、床板がはがれたままだったり、壁の断熱材を抜くために壁の下半分がなかったり・・・
工事をしてもらいたくても、大工さんがいないため、見積もりすらも出来ないお宅が沢山あるようです。
また、田んぼの水路の復旧は進んでおらず、来年の作付けに間に合うのだろうかと心配になります。
今回伺ったお宅では、「皆さんご苦労様、朝早くから出かけてくれたんでしょうね。俺も朝4時からあちこち片付けているけど、全く進まないんだよ」というお父さんの言葉が印象的でした。
日帰りで応援できるボランティア、また伺おうと思います。